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睡眠障害 ~不眠症

日本では人口の20%程が睡眠障害で悩んでいるといわれています。
20%…約5人に1人が眠れなくなったり、昼間突然睡魔に襲われたりしているのです。
人は誰でも夜眠れなかったり、朝起きられなかったりする経験はあると思います。
しかし睡眠障害とは、何らかの原因で睡眠の質が極端に低下してしまうことが1ヶ月以上続くことです。睡眠は健康維持にとってとても重要なもので、睡眠障害がおこると、脳の疲労回復が損なわれ、だるさやうつ症状、体力や記憶力の低下など、日常生活にさまざまな影響をもたらします。
睡眠障害の悩みは簡単ではありませんが主に不眠症、過眠症の2つに分けられ、それぞれ治療法も異なります。睡眠障害と疑われたら、まず自分の症状を知って早めに専門医に相談することが大切です。

不眠症

うまく寝付けない、夜中に何度も目が覚める、夜寝ているのに昼間ぼんやりする、寝た気がしない、など、不眠の症状は様々ですが、そんなうまく眠れない日が週に2日以上あり、その状態が1ヶ月以上続く場合、またその事を本人が苦痛と感じていたり、社会生活を妨げられたりする状態のことを不眠症といいます。不眠症とは大きく4つに分類することができます。

入眠障害

不眠症の中で最も多いのがこの入眠障害です。夜、布団に入って寝ようとしてもなかなか寝つけない、数分から数時間たっても眠ることができないという症状です。
原因としては、不安や緊張などの精神的ストレス、明るすぎたり、暑すぎたり、騒音などの不快な環境、そして肉体的な痛みやかゆみなどがあげられます。

途中覚醒

途中覚醒とは、寝つくのには困らないが、眠りに付いても夜中目が覚めてしまうという症状です。また、人によっては一度ではなく一晩に何度も起きてしまう、一旦目が覚めると眠れなくなってしまう、などの悩みを持つ方もいます。
原因としては夜中何度も呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群や、アルコール摂取、肉体的な痛みやかゆみ、また、手足のしびれなど寝るときの姿勢が悪いために起きてしまうこともあります。

早朝覚醒

このタイプは、朝起きる時間になるより早く目が覚めてしまいます。早朝覚醒は高齢者に多く、またうつ病でお悩みの方にも多いといわれています。

熟眠障害

睡眠時間はしっかり取れているのに、朝起きてもなんとなく寝た気がしない、すっきり目覚められないのが熟睡障害です。生活習慣などによって浅い眠りであるレム睡眠の時間が多くなり、体は寝ていても脳は起きている状態が続くため熟眠障害となるようです。