おすすめのビジネス本のまとめ・要約を掲載するブログ

私が読んだおすすめのビジネス本のまとめ・要約を掲載します。

そもそも睡眠とは?

眠るということ

人はなぜ眠るのでしょう?人は誰でも寝不足になると翌日の不調につながります。ですが、私たちは少しぐらい寝不足でも仕事や日々の生活に追われ、それが当たり前のように毎日を過ごしてしまいます。
食事の栄養バランスや、健康のための運動には気を使う人は多くても、睡眠という行為を重要視している人は少ないのではないでしょうか。人間にとって眠ること、特に質のいい睡眠はとても大切なものです。なぜなら、眠っている間に脳の休息や記憶の整理、心と身体のメンテナンスが行われるからです。眠ることで一日の疲れを癒し、次の日の活力を得るのです。
当たり前のように眠っていますが、現代の医学では、眠りについての研究はあまり進んでいません。しかし、睡眠を削ってしまうと心身ともに不調な状態となり、多大な影響をもたらすことは間違いありません。人は眠らないと生きてゆけないのです。ですから、快適な生活を送るために、食事、健康とともに睡眠についてこの機会に考えてみてはいかがでしょうか。

睡眠のメカニズム

レム睡眠とノンレム睡眠。人の眠りには大きく分けてこのふたつの働きがあります。

レム睡眠

浅い眠りといわれています。脳は活性化して起きている状態に近いのですが、からだは休んでいます。このときに脳では記憶の整理や感情の安定化、ストレスの解消などを行っていると考えられています。まぶたの下で眼球がきょろきょろと動いたり、ほとんどの人が夢を見たりします。

ノンレム睡眠

深い眠りといわれています。脳もからだも休んでいる状態です。このときに成長ホルモンの分泌や、肉体的な疲労を回復しています。
眠りにつくとまず、ノンレム睡眠が出現します。
そして眠ってから約60分後にもっとも深い眠りとなり、約90分後にレム睡眠に変わります。
この異なるふたつの働きがひと晩に4~5回、およそ90分周期で繰り返されています。この周期は一定ではなく複雑に構成されており、入眠時にいちばん深くなり、明け方には浅い眠りが多くなります。それは眠りがさまざまな役割を担っているからですが、はっきりとしたことはまだわかっていません。
睡眠時間が少ないと、まずレム睡眠が減っていきます。このことで感情の疲労回復ができず、精神不安定になります。また何らかの原因やストレスで睡眠の質が落ちるとノンレム睡眠が不足し、からだの疲労回復ができず、翌日の倦怠感や不調が現れます。


このように熟眠と心地よい目覚めのためには正しい睡眠サイクルが重要なのです。